平成27年 3月 弥生
暦の上では3〜5月が春です。3月になると何かウキウキしてきますね。やはり暖かいのが良い!冬の魚は確かに美味しいのですが、漁師さんが釣りに行く日が少なく欲しい物があっても中々高値で手に入りません。底引き網が魚の減少に輪をかけています。今後、鮪を始め食卓に上る魚は全て養殖になりそうです。そうなったらこんな商売なんてアホ臭くて出来ませんね。何の楽しみもなくなります。季節感、ホントの魚の旨味、分かる人、味の違いが分かる人は釣りをする人位しかいなくなるでしょうね。新鮮な魚は皮目、身が弾けます。当然そのままの姿通りには仕上がりません。内臓を抜いた魚などは煮つけにしても塩焼きにしても美味しくありません。内臓から出る旨味が無いからです。しかし新鮮でないと生臭くなるので活きていないと出来ません。水槽で活かそうと思うと一本釣りの魚でしか無理ですので最近は少なくなって来ました。小舟でいいから釣りに行きたいですね。直ぐ近くに良い釣り場があるんですからね。
3月1日まだまだ寒い日が続きますが、今日から3月、春ですね〜何にもなくても忙しくなるような気になります。しかし、予約の宴会が少ないとしれていますね。
岐阜から毎年一度牡蠣フライを食べに来てくれてたそうです。昨年は何故か当店が休みで違う店に行ったらしいですが、全然旨味が違っていたそうでがっかりしたそうです。今回は私達が勧めた海老フライも食べてくれました。「見た時は鯵フライと思った。」と言っていましたね。大きな海老を開いて薄い衣で揚げているので意外とサッパリしています。来年また待っていますね。
松阪から鳥羽へ遊びに来てくれました。鳥羽に大阪屋があるとは知らなかったそうで伊勢に予約電話を掛けたそうです。伊勢店も初めは私が行っていましたが、25年ほど前に弟(伊勢店社長)と交代し私が鳥羽に戻り現在に至っています。仲のいいお友達同士色んな所へ行って、たまには鳥羽へ来てくださいね。
東京の倉品さんを囲んで私たち夫婦と隣に座っていた鳥羽の南勢印刷さん夫婦と共に・・・
京都の赤カブ、早速頂きました。さすが直ぐに無くなると言うだけあってとっても美味しかったです。真子カレイ(藻カレイ)の焼き物、活きている魚を直ぐに〆て焼くと、出来上がりはまるで素人が焼いたように見えますね。でも、あんなのが美味しいのだと分かってもらえただけで良かったです。季節季節で旬は変わります。また違う季節に来てくださいね。(写真は私の腹が写らないように加工しました。)
3月11日あの大地震から早4年の月日が過ぎました。しかし、まだまだ復興には程遠く、日本人皆が助け合わないといけません。何と言っても福島の原発事故が余分ですね。東京電力は何年かかろうと元にも出す義務があると思っています。頑張って下さいとしか言えませんが、同じような漁港がある鳥羽へ引っ越ししてくれませんかね〜。ここは凄い勢いで過疎化が進んでいる国際観光市ですから歓迎しますよ。
予約がないと度暇で何ともなりませんね。観光客も少なくヒッソリとした通りになってしまいました。近くで頑張って対面の店を買い改築している店がありますが、この通りは全て○○○○屋通りになってしまいそうな気がします。私も還暦が過ぎ後精々10年が限界でしょう。天然魚も網の魚が多くなり一本釣漁の漁師さんは少なくなって来ました。魚が釣れないのです。原因は色々分かっているのでしょうけど法律の壁があり解決するのは難しそうですな。鳥羽から寿司屋がなくなる日が近づいて来ました。市の土地を上手い事借りた回るすし屋だけになってしまうでしょう。漁業と観光のコラボ何て言っていては、この町から本物を食べさせてくれる店は皆無になるでしょう。オリンピックまで営業できる店が何軒あるんでしょう?もうすぐ統一地方選挙がありますが人口2万の市で14名の市会議員が新たに誕生します。頭良い方、この消滅都市に指定された鳥羽市を宜しくお願いしますよ。人口2万で14名の議員、この数字は日本でもかなり多い議員さんの数ですから頼みますよ・・・。
京都の漬物と言ったら日本でも有数の漬物です。今なら色々な盛り合わせが食べれます。お好きな人は酒の肴にどうぞ!東京の倉品さんが持って下さった赤カブの漬物、最高に美味しかったです。
3月17日世間は北陸新幹線一色ですね。今年は仕方ありませんが何とかしないと観光客は益々北陸地方、飛騨地方に行ってしまいそうですな。鳥羽は東洋タイヤの免震ゴムが鳥羽署に使用されていると良い事でないニュースが報道されました。北陸とえらい違いです。
暖かくなってやっと釣りの活け鯵が入荷しました。平目、本鯒、メバル、真子カレイなどやっと春らしくなって来ました。活けの磯魚がお客さんに出すことが出来て嬉しく思っています。但し数に限りはありますが・・・。
少しアップが遅くなってしまいました。牡蠣が大好きな家族です。生牡蠣と焼き牡蠣全部で15個も食べてくれました。食い放題の牡蠣とは違ってフックラして最高だったでしょう!寿司屋、割烹屋ではこの様な牡蠣を使っている店が多く、食べ放題の店とは値段では負けますが質で頑張っています。もうすぐ牡蠣の季節は終了しますが、5月の連休明けには大きな岩牡蠣が出てきます。当店は畔蛸(的矢湾)の天然採取岩牡蠣を使用します。牡蠣が好きだったら是非この牡蠣を食べに来てくださいね。名古屋だったら簡単に日帰りで食べれます。またのお越しをお待ちしています。
何時も何か行事があると大人用と子供用を出前させていただいている仕出し弁当です。スパーで売っている様に安くはありませんが、全て手作りの料理です。内容はその時々に変わりますが海老フライは必ず入っています。今回はサービスで子供用にはミニうな丼、大人用には天巻、別に暖かいご飯を付けました。京漬物も少しサービスで、また子供のデザートにはハーゲンダッツを差し上げました。大変な仕事ですが何時も有難いと感謝しています。
右の青年は伊勢市から憧れの鳥羽商船学校へ通学している学生さんです。曾婆ちゃん、婆ちゃん、お母さんと4人で海老フライを食べに来てくれました。今は実習中で、日本丸でのハワイまでの航海を終え次は星雲で再び実習です。誠に偶然ながら私の孫と一緒の名前です。航也君、頑張って下さいね。
3月23日連休明けの月曜日で今日も忙しいと思っていましたが、意外とお昼は人が少なかったですね。人の流れを読むのも商売には大切な事ですが、私の感もボケ始めてきたようです。
京都の左京の方で「草喰なかひがし」と言うミシェランガイドで星を貰っている家族の皆さんが来てくれました。予約の取れないい店で自然、四季、草花、を大切にしているお店です。京都ならでわの心のこもったお店ですね。一度私も行きたいのですが、予定をしっかり決めて行かないと予約出来ないみたいです。しかし、頑張って電話を入れて是非行きたいと思いますのでその時は宜しくお願いします。お忙しいと思いますが、またこちらに来られた時は是非来てくださいね。息子さんが三人いて大将も心強いですね。京都は歴史ある大都会、これから何世代も続く店になるでしょう。健康だけには注意して美味しい酒の肴を作って下さいね。
3月31日桜満開!!温暖化の影響かそれとも関係ないのか早くも桜が満開になりました。鳥羽の春祭りは(鳥羽町内)またしても葉桜になりそうな雰囲気ですね。
菰野市から鳥羽へ・・・。双方の家族で鳥羽へ来てくれました。式を兼ねた食事会をしてくれました。幸せそうなVサインをしてくれてありがとうございます。少しアップが遅れて申し訳ありませんでした。また二人で鳥羽へ来た時は食べに来てくださいね。